東北農政局が作成した「米の作りすぎは、もったいない!」「米の過剰作付けは、資源のムダづかい」というポスターにhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20080226k0000m040074000c.html批判が出た。このポスターは「米の生産調整」への理解を深めてもらおうと局内で文言などを検討し、3万枚作製したと言うのだ。
この批判が収まらない時に、今度は農水省が、輸入小麦の政府売り渡し価格の引き上げるのに合わせて、関連業界や大手量販店各社に対し、小麦製品の値上げを事実上促す要請文書を出したというから驚きを禁じえない。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000067-mai-pol未だに外国から政府が一括買い上げて業者に卸している(国内の小麦生産業者保護の名目で)だけでも、自由主義経済に反する行為なのに、更に本来業者が自由に決めるべき販売価格まで農水省が値上げを要請するとはまさに【共産主義国日本】そのものである。生活者のことなど全く考えないこの様な官僚組織は解体したいものだ。
米の生産調整より、米の消費拡大に取り組むべきだろう。最近の動きでも、米粉からパンを作ったり、フォー(米うどん)にしたりと評価すべきものはある。料理にも小麦粉より米粉の方が美味しく出来上がるという評価もある。世界的な小麦価格の高騰を考えると、もっとこの様な動きを拡大する事は、一石二鳥以上の効用があるはずだ。
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