2008年2月26日火曜日

防衛大臣の苦しい言い訳!

イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で、あたごの見張りが漁船に気付いたのが衝突12分前だったことを、2分前と発表していた事が「情報隠し」「隠蔽」と指摘されている。
この事で、石破防衛大臣は「捜査に影響を与えないかという確認に時間がかかった。隠蔽しても捜査で必ず分かる。そんな情報操作をする防衛省ではない」とか「数字がいい加減だったり、出してはならないものを出す方がよっぽど良くない」と述べ、また「不正確な情報を出せばかえって混乱が生じた。」として、あくまでも情報操作や隠蔽ではないとしている。
では何故、不正確な情報を出せば混乱する。と言いながら、「2分前に右舷方向に緑色の灯火を視認した」という不正確な情報がいち早く出てきたのだ。この不正確な情報が何故長時間訂正されずにいたのか。そして当初「12分前に灯火を見た。」とその灯火が赤色か緑色かを明らかにしなかったのは何故なのか。
この事が、全てを物語っているのではないか。即ち、加害者側(100%非があるとは思わないが)が有利な情報をいち早く発表し、不利な情報は、外堀を埋められて已む無く小出しにしていることで明らかである。今となっては不利な情報しかなく、捜査の核心部分についてなどと言い訳がましくいって何も発表しないではないか。
1988年の「なだしお」と釣り船の衝突事故での海図の改ざんを見るまでもなくこの体質は防衛省に染み付いているのだろう。
こう言った様に、加害者側がいち早く有利な情報を発表し、その後は責任回避の為に口をつぐんでしまうのは「JR西日本の福知山線脱線事故」でのJRの最初の発表「置石と思われる痕跡があった」とあたかもJRが被害者のような発表を行ったのとそっくりである。
不正確な「2分前」という情報が確認も無く素早く出てきた不自然さを説明してみよ。と言いたい。

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