1月28日に、大阪知事選挙で橋下候補が当選したことを残念な結果と書き、次の注目選挙に岩国市長選挙を挙げた。くしくも、今日の新聞に橋下次期大阪知事が、岩国市長選挙に立候補予定の福田良彦氏を支援する考えをしましたと報じられている。
今回の、岩国市長選挙は米軍の空母艦載機の岩国基地移転をめぐっての市長と議会の対立や、更には、国の不当な補助金打ち切りなどがある。この福田候補は移転容認派が推す前自民党衆議院議員である。
基地移転反対に関しては、一昨年住民投票が行われ圧倒的に反対票が多く、その民意に支えられた前市長が当選した。民意に支えたれた市長に対し、国は理不尽にも、カネの力で強引に基地移転を実施しようとしている。
橋本次期大阪府知事はこの住民投票について「国の防衛政策に地方自治体が意義を差し挟むべきだない」と批判している。しかし、岩国市民は、市民であると同時に、日本国民なのである。お上がやることには黙って従えという乱暴な橋下の主張ほど危険な考えはない。「岩国の人たちが住民投票をやった事には反対だ」とか「直接民主制の住民投票の対象は、間接代表制をとる日本の法制度上、制限があると思う」等等、一連の発言は主権者たる国民(市民)の意見を聞くことを封じる行為である。
何としても、岩国市長選挙では、伊原勝介・前市長に大勝してもらいたいものである。これからの大阪府政が思いやられる。大阪府民は知事の言いなりにならないでもらいたいものだ。
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