2008年2月24日日曜日

福田首相の発言に、何か違和感・・・!

イージス艦と漁船の衝突事故に関して、福田首相が「福田内閣メールマガジン」で自衛隊批判と取れる発言をしている。「これだけの重大事について連絡が遅れたことは、危機管理意識が欠如していたと言わざるを得ない。」「国民の生命を守るべき自衛隊が、このような事態にいたったことが悔やまれてならない。」「緊急事態に常に備えるべき自衛隊の艦船が漁船と衝突するという事態は、やはり緊張感が欠けていたとのそしりを免れない。」

この発言を聞いて心に響くものが感じられないのだ。自衛隊の最高責任者は防衛大臣ではなく、紛れも無いく福田首相その人ではないのか。最高責任者たる人間が、評論家の如く他人事のように言う事が空空しく聞こえる原因なのだろう。

連絡の遅れた原因。危機管理意識が欠如していた原因。緊張感に欠けていた原因。は一体何なのかを正確に把握し、自ら改善を指示したのだろうか。もっと当事者意識を持った発言をする必要があろう。なにも今回の事故に限った事ではなく、何事にも他人事のような発言を繰り返している福田首相こそ一番危機管理意識が欠如し、緊張感に欠けているのではないのか。

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