2008年1月16日水曜日

明日で、阪神淡路大震災から13年

今日の朝日新聞に、兵庫県内の災害復興公営住宅に暮らす方の意識調査結果が掲載されている。その主な点は次のようなものである。
1・年齢構成:60歳以上が60.0%
2・世帯構成:単身42.8% 夫婦のみ31.0%
3・世帯年収:100万円未満22.4% 100万~200万35.2%
4・主な収入源:年金42.2%
5・職業:無職67.2% 仕事をしている人15.8%
6.外出頻度:3日に一度以下の人約40%
他に、悩みとして。「自分の健康」76.8%。「家族の健康」47.4%もある。そして、夢や希望は「自分や家族が健康なまま暮らせること」60.0%とおったように健康問題が最大の関心ごとになっている。この様に、高齢化、低所得、核家族化、引きこもり生活はなどこの「災害復興公営住宅」の入居者だけのことではないだろう。
我が団地においても(所得はわからないが)高齢化、核家族化などは顕著に現れていている。もう数年すると、自治会イコール老人会になるのではないかと思えるほどである。当然、我が家も収入を含めて殆どの項目が、最大回答と一致する。日本の各地で多少の違いはあろうとも似たり寄ったりの状況ではないのだろうか。
10年前とは全ての面で変化してきているのである。それにもかかわらず、国の施策はこの様な国民を見据えたものになっていないのではなかろうか。
暫定税率を必要な予算確保の為といって30年以上続け、更に10年延長など無策の何者でもない。廃止すれば歳入欠陥になるなどとの主張もあるが、確定していないものを当て込んで予算を組むことが間違っている。

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