ニューヨーク原油先物相場で、遂に一時的とはいえ、1バレル$100を記録した。2004年9月に$50を超えた原油価格がその後も上昇し、特に昨年は年初$60~$50位だったものが急上昇した。この事がガソリン価格の上昇を初め生活物価の上昇の要因になったことは記憶に新しい。
これ以上の物価上昇は生活破壊に直結すると嘆いたのはつい先日の事である。もしこのまま高値が続けば当然のことながら、更なる物価上昇に繋がるのは明らかである。
中国を初め、経済発展目覚しき国の原油消費拡大がこの原油高騰に拍車をかけているとの説もある。しかし、本当のところは世界の金余りの余剰資金が投資先を求めて原油に流れ込んできていることの方が原因としては大きいらしい。
実需に直結しないマネーゲームが原因で生活を脅かされるのは弱者である。これ以上の無秩序な高騰を防ぐ世界の英知が求められる時であろう。
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