神奈川県横須賀市で3月19日(水)夜、タクシー運転手の高橋正昭さんが刺殺された事件で、最後の乗客として浮上した、アメリカ海軍横須賀基地所属の兵隊がこともあろうか東京品川で米軍当局によって身柄を拘束されたという。
この兵隊は、数週間前に脱走した為、アメリカ軍当局が捜していたとはいえ、日本国内で、日本の警察が身柄を確保する前にアメリカ軍が見つけ出したとはどいうことなのだ。詳しい事は知らないが警察としては甚だお粗末な結果と言わざるを得ない。
以前から、暴力団の犯人を捜すのに警察より暴力団の方が早いと言う話は聞いた事がある。警察は捜査力向上に真剣に取り組まなければ成らないと考える。
今回の事件は、日本がアメリカの属国であることを如実に証明したのであり、高橋さんはその犠牲者である。即ち、タクシー強盗の単なる犠牲者ではないということだ。この兵隊が脱走した時にいち早く日本に情報提供され、広く二次犯罪を防止する策が講じられていれば痛ましい事件は起こらなかったかもしれない。日米軍事同盟の犠牲者をこれ以上出さない為の取り組みを政府は早急にすべきだ。
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