2008年3月12日水曜日

新銀行東京、石原知事の責任は!?

2005年4月に東京都が1,000億円を出資して開業した、新銀行東京が三年後に54億円の黒字とした計画(原案では単年度赤字)http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?b=20&t=d&d=20080312が破綻して経営難に陥っている問題が連日報じられている。(何故当初から赤字の原案が黒字に書き換えられたのか。発足ありきの官の仕事そのもの)
石原東京都知事は、400億円の追加出資して再建するという。出資後は融資を4分の1に減らし、収益は2倍にするという。今、清算処理すると400億円どころか1,000億円以上は掛かるので損失は大きくなり、なんとしても追加出資の方が良いという。
清算して追加で1,000億円以上が消えてしまうより、400億円を追加出資して立て直せるならその方が良いに決まっている。それなのに揉めるのは其処にウソがあるからである。問題は400億円追加出資して簡単に収益が上がるはずが無いことを都民は知っているのだろう。一旦決めた事は行け行けドンドンで問題を先送りして、最終的には損害額を膨らましてきたのが今までのやり方だ。全く再建に具体策が無い現状(7P位のレポートはあるらしいが)では一刻も早い破たん処理の方が損失は少なくて済むはずだ。
先送りして、破綻した時には石原知事は退任していて知らん顔を決め込もうとしているのだろう。僅か三年弱でこの様になった責任は石原知事初め東京都及び旧経営陣にあるのは明らかである。刑事責任も問われる局面があって当然の事案ではなかろうか。

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