2008年3月11日火曜日

食品産地偽装天国、日本!

偽装天国、日本で謝罪広告の載らない日は無いと思える位に多い。偽装の中でも、食品の産地偽装は後を絶たない。この業界には偽装を悪いことと思わない何かがあるのだろう。
今日、報じられたのは「サバ」の産地偽装である。小田原市の水産物加工会社「イチコー」がノルウェー産を千葉県産と偽っていたのが明らかになった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000017-maip-soci
この会社の許せないのは、「主にアルバイトがパック詰め作業を担当した。干物は同社が扱うノルウェー、韓国、国内と国別にケースに分けられていたが、千葉県産を入れるパックに、誤ってノルウェー産を入れた。」とその責任をアルバイトに転嫁している事である。
この様に、アルバイトやパートなど立場の弱い人たちに責任を転嫁するのは何処かで聞いた覚えがある。船場吉兆で最初に発覚した賞味期限の改ざんをパートの責任にしたのと全く同じで許せない。
「イチコー」はミスを認め、スーパーが商品を撤去した。と言うが、本当にミスと言うのなら、アルバイトの責任にせず、何故ミスが起こったのか。その会社の管理体制の問題を明確にし、改善策を具体的に示すべきである。
何れにせよ、問題が起これば全ての責任はトップを含めた経営者側にあることを自覚せよ。早急に、新聞などに謝罪広告が載らない日を実現してもらいたいものである。

0 件のコメント: