2008年3月15日土曜日

安心を買ったはずが・・・・。

セコムしてますか!でおなじみセコム株式会社といえば、最新のセキュリティシステムで顧客に安心を売るのが商売ではないのか。
そのセコムと約3年半前に「オンライン火災監視サービス」の契約をし、毎月約42,500円を払い続けていたホテルが火災となった。24時間体制で異常を見張り、警報があると、119番通報や緊急対処員の出動によって、被害を未然に防いだり、最小限に食い止めたりすることになっている。しかし、セコムが火災を知ったのは119番通報があってから約5時間後というから呆れてしまう。
セコムの話では、初期工事の配線接続ミスだと言う。安心を売りにする会社が初期工事をして接続確認を怠っている等信じられない。工事を行ったセコム社員がよしんば確認ミスをしていようとも、会社組織としてそれが見過ごされてしまうようではセキュリティ企業として機能していないと言ってもよいのではないか。
設置後するはずの定期点検も、この三年半全く行われていなかった。このホテルは全く何の役にも立たないダミーとも思える装置に毎月お金を払い続けたのである。以前保険会社の不払いが大問題になったが、それもいざという時の為にお金を払い続けてもその時支払いがなされなかった。全く騙しそのものだ。
この火災で2名の方が亡くなられた事を思う時、セコムの責任の重さを痛感する。一件この様な事があるという事は、他にも類似した事が必ずあるということだろう。早急な総点検が望まれる。

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