値上げで悲鳴の話題は12月14日http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=525660&log=20071214に続いて二回目である。この時、乳製品などの値上げを取り上げた。その後、よく買い物に行く食品スーパーでは【バター】が品切れをきたしている事が多くなった。チーズを買ったが箱の大きさや値段は変わらないが中味が小さくなっている。(実質値上げじゃん)
そんな折、今日の朝日新聞の一面に『値上げ苦しい春』の記事が目に留まった。『食料品・光熱費・・・年金手取り減』とあるように、高齢者の生活の支えである年金が減り、贅沢品で我慢できる商品ではない、生活必需品の値上げは弱者を苦しめるものである。
物価高騰で国民暴動が起きないのが不思議な位だ。自分の生活を振り返る時、その一因に現金に触れる機会が格段に減少していることがある様に思う。収入も銀行振り込み、支出(日常の食品などの買い物もクレジットカード利用中心)も銀行自動引き落とし、しかも銀行の通帳も無くパソコンで残高確認をたまにつる程度である。電話代、電気代などなども数字としてはなんとなく意識はあるが現実感が乏しい。同じ金額でも、キャッシュで支払いのとの違いは歴然としている。
この様な世の中の仕組みそのものが、安易に値上げを受け入れてしまう事になるのではないだろうか。給料袋に現金が入っていて大切に使おうとの思いを強くした時代が懐かしい。
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