児島県、志布志警察署が行った「自白の強要や数ヶ月から1年以上にわたる異例の長期勾留など違法な取り調べ」による県議選での選挙違反冤罪(捏造)事件や富山県、氷見警察署が無実の元タクシー運転手を任意の取調べで過酷な状況下、取り調べ警察官の真実に反する誤導により、容疑を認めさせて服役までさせた冤罪事件が続いている。全て警察の不法な取調べ方法に起因している事は明らかである。
今日の新聞報道では又しても警察の違法な取調べが裁判で明らかになったことが報じられている。(高知白バイ衝突死事件でも明らかな様に裁判で警察の違法性が指摘される方が珍しいのでは)その事件とは、2005年9月に京都で発生した強盗致傷事件である。
一審で有罪とされた男性被告の大阪高裁での控訴審判決では、裁判長は「共犯者に違法な取調べが行われた疑いがある」として、懲役3年6ヶ月とした一審判決を破棄して審理を地裁に差し戻した。
共犯とされた2人の供述調書に取り調べ警察官の不当な誘導がある疑いが指摘されている。無罪の人間が罪をきせられる冤罪事件では無いようでであるが、警察の不当な取調べが現在も反省なく繰り返されていることの証左には違いないのではなかろうか。
一刻も早く、取調べの完全可視化の実現化、弁護士同席の取調べの実現を強く望むものである。
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