2008年4月19日土曜日

国会の法案審議って何なんだ!?

4月1日から実施された「後期高齢者医療制度」でのドタバタが続いている。マスコミを通じてその混乱振りが伝わってくるが、保険証のご発送や保険料負担金のアップ、そして年金からの天引きなどが中心である。しかし問題はこのことではなく高齢者がうける医療そのものにあるとの指摘もある。話題になってから色々調べてはみたが十分に理解し難く大変難しいもんだいである。
この法案が国会で審議されていたのは約2年前だという。その時から問題を指摘する声はあったというが、今ほどテレビや新聞などで連日報道される事は無かったように思う。法案成立も与党の強行採決であった。強行採決が全て悪いとは言わないが、賛成した議員はこの法律を十分理解し、国民の為には絶対に必要な法律という信念で賛成したと思いたい。しかし、今になって与党から見直しの声が上げっているという。その為の議員連盟が自民党内に発足し100名近くの議員が名を連ねている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080418-00000078-san-pol法案成立時この議員達は国会議員でなかったとでもいうのか。法案成立後選挙が行われ、新しく当選した議員が言っているなら理解も出来なくは無い。しかし、そうでないところにこれら議員のいい加減さに呆れたしまう。
全く法案の中味も分からずに賛成していたのか。官僚の考えた制度をただ無条件に支持し、党に言われるがまま何も考えないこれらの議員は必要ではない。「後期高齢者医療制度を考える会」に参加している議員は恥をしれ。このままでは高齢者が次の選挙で投票してくれない。と考えていること自体本末転倒だ。
此処は野党が中心となってこの法律を廃案にするくらいの気構えで臨んでもらいたいものである。

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