2008年4月14日月曜日

入学金未納の2生徒の入学式出席させず。は当然だ!

犬が人間を噛んでもニュースにならない、と聞いた事がある。「入学金未納の2生徒の入学式出席させず。」はまさにそれに該当することではないのか。高校は義務教育でもないのだ。学校長は「入学金を納めてもらわないと入学が許可できず、苦渋の選択だった。」と説明している。この対応は寧ろ甘すぎるのではと考える。定められた期日までに手続きを完了していないなら、入学を認めるべきではないが、柔軟な対応をとったのだろう。今回の対応は何ら批判されるべきものではないと言える。
逆に県の公立高校教職員組合が「経済的な問題と教育の問題は別。入学料を減免するなど柔軟に対応してほしい。」と知事に要望書を出したという。このことの方が納得できない行いと言えよう。学校給食費の未納や保育園保育料などの未納が大きな問題となっているのは衆知の事実である。
真に払えない人にはそれなりの支援策もあろう。しかし、その大半が払えるのに払わない悪質なものだと言うではないか。今回の未納者も一部報道によれば払える経済状態にある家庭だと言われている。社会のルールを破ればそれなりの処罰を受けることを知らせる為にも、今回の処置は教育的にも価値があったことだ。
納めるべき入学金を期日までに納めなかった2名を遅まきながら納めた為、温情で入学を許可と言うべき問題だ。

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