2008年4月16日水曜日

グランドプリンスホテル新高輪の処分大甘!

日教組組合員の宿泊予約を取り消した問題で、港区は渡辺幸弘社長を呼び口頭で厳重注意の行政指導を行ったという。ホテルの宿泊が拒否されて問題では2004年に「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」が熊本県から3日間の営業停止処分を受けている。港区の話では「都会の大きなホテルを営業停止にすると社会的影響が大きいので厳重注意処分にした。」と言うではないか。処分対象者が大企業だから甘く、小規模なら厳しい処分を行う等という事が許されて良いのか。
営業停止を受けたアイレディース宮殿黒川温泉ホテルは宿泊拒否の謝罪としてホテルを廃業にしたと記憶する。それに引き換えグランドプリンスホテル新高輪は宿泊予約を取り消した(宿泊拒否と同じ)当事者には謝罪するどころか裁判で係争中だという。そもそも裁判所の決定すら無視する企業体質のホテルが厳重注意を受けて反省するなど到底思えるものではない。ホテル側は4日に業務改善策を提出し、さらに15日には違法行為を認め、港区への謝罪などが書かれた文書を出したというが、謝罪する相手を間違っている。

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