マスコミがガソリン暫定税率復活させる税制改正関連法案の衆議院での再議決の是非が問われる一大決戦と煽っている。自民党と民主党の対決となったこの選挙結果でどちらが勝っても国民の支持を得たとするのは是としない。山口県の一部地域の国政選挙結果が国民の総意ではない。また投票の判断材料がこのガソリン税のみのように言われるのも違和感がある。議員を選ぶのはもっと広範な判断材料を総合的に検討して投票するはずだ。選挙結果如何に関わらず、徹底的議論の下この問題を解決して欲しいものである。
その事より、民主党の候補者・平岡秀夫氏が衆議院議員でありながら立候補し公職選挙法の規定で失職してまた衆議院議員を目指すことの不自然さがある。平岡氏個人からすれば、先の衆議院選挙の小選挙区では落選したが、比例区で復活当選している。今回当選しても任期が延びるわけでもなんでもない。議員に成る目的は何なのかを根本的に考え直せと言いたい。この事で比例名簿次点の広島7区で落選した和田隆志氏が繰り上げ当選となったのだが、それなら和田隆志氏がくら替え出馬する方が共感できる。
選挙戦術に一つとして法的には問題はないがすっきりしない。現在の衆議院選挙制度の良くない一面をさらけ出したといえるのではなかろうか。
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