2007年11月23日金曜日

新聞見出しでぬか喜び。

今日の朝日新聞朝刊一面で【高速道5~10%値下げ】との見出しが躍っていた。道路公団民営化で企業努力によって国民に還元するのだ。ガソリンが高騰し続け、物流コスト上昇による諸物価高騰要因に少しでも歯止めが掛かりうると受け止めた。

しかし、記事を読むと道路会社が決定したことではなく、政府が道路特定財源の一般財源化を避けたい為に打ち出した方針だというではないか。

道路特定財源の一般財源化には反対の立場をとる者であるが、かといって今のまま特定財源として、国土交通省に思いのまま税金を浪費さすことは更に反対である。本来の目的をほぼ達成したのであれば、即刻上乗せになっている分を本来の税率に戻すべきであろう。

税金の使いみちも、高速道路料金引き下げに使うなど無駄の骨頂だろう。まだまだ多い無駄遣いを徹底的になくしていくべきだ。2007年の経常収支(見通し)を見ても、日本は1559億ドルなのに中国は3792億どるである。その中国に今でもODA(政府または政府の実施機関によって開発途上国または国際機関に供与されるもので、開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による協力のことです。)を行っている。

あらゆる財政支出を見直せば、増税なき財政再建も可能?なのではなかろうか。

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