2007年11月18日日曜日

事業仕分け傍聴その二!

日傍聴したのは
1・体験・総合的学習推進事業
2・小学校25人程度(少人数)学級対応事業
3・広報活動事業
4・国際交流協会委託事業
5・人権尊重のまちづくり推進事業
6・男女共同参画社会づくり事業
7・散在性ごみ対策事業
8・資源化推進事業
9・塵埃処理事業
10・埋蔵文化財センター
以上である。

全体的に感じたが特に著しく感じた点について述べてみたい。それは5と6の事業である。

役所の事業は目的と手段が混同されているのではなかろうかという事である。人権尊重のまちづくり事業に於いては人権侵害の無い街(市)にすることが目的のはずである。それなのに現状の人権侵害にどの様なものがあり、どの程度あるかといった現状把握がなされていない。よって事業の効果測定も出来ないのではなかろうか。

啓発活動としての講演会開催や体験学習(スポットツアー)などが目的化していてそれを行う事が事業になっている。その結果どう人権尊重意識が高まり、人権侵害事例がどう減少したかが大切なのではないのか。

また男女共同参画社会づくり事業もゼミナール開催や啓発のティッシュ配りなどが目的になっている。本来の目的実現の為には、市役所内で率先して数値目標を具体化してあるべき姿を示し実践する事がなによりの男女共同参画社会づくりとなるのではなかろうか。もう一度原点に立ち返り事業のあり方を考え直すべきである。無駄に税金が使われていると強く感じた。

最後に、どの様にして評価委員の方々が選ばれたのか知らないが、皆さん大変見識に優れた方々であり意見を拝聴していても成る程と思える事が多かった。その意見を真摯に受け止めこれからの行政に生かせば素晴らしい市となることだろう。こういった試みか継続して行ってもらいたいものである。

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