2007年10月27日土曜日

中村哲医師の講演会に行ってきました。

最近、講演会等に出かける機会が増えています。ノンフィクション作家加藤仁氏、慶応義塾大学大学院教授(前鳥取県知事)片山善博氏、滋賀大特任教授石井良一氏、早稲田大学大学院教授(前三重県知事)北側正恭氏、それぞれテーマが違います。しかし今日の中村哲医師の講演会ほど感動したのは始めてです。又、参加された方々の拍手たるや今まで聞いた事も無いほどの迫力でした。まず、復興支援云々の前にアフガニスタンとは如何なる国かを知らなければならない。日本の尺度ではかり知れない国情を理解すべきである。「カネは無くても、雪(水)が無ければ生きていけない」国なのだと。拾数年前は日本人というだけで信用され、歓迎された。しかし近年は日本人と言うだけで危険なのであるとも。日本政府は、アフガニスタン支援活動として、対テロ新法で給油と給水活動を引き続き行えるようにしようとしているが即刻止めるべきと強く感じた。復興支援では「何をやるべきか考えるより、何をやっては駄目かをまず考えるべきである」「給油活動は人殺しの支援そのものだ」とも仰っていました。国により、文化や歴史が違うのに、その違いを認めようとせず、優越や善悪で判断する。そしてグローバルスタンダードという名の下に西洋(アメリカ)の考えを押し付けるやり方で問題は解決しない。ペシャワール会は年間予算約3億円で運営されているという。それも全てが寄付で賄われているというではないか。何百億円も給油活動で国民の税金を使って、アフガニスタンの人々に恨まれるならそれを全額会に補助してくれる方が余程アフガニスタンの人達から感謝されようか。納税者の一人として税金の使い方に物申したい。

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