2007年10月21日日曜日

「なぜ、今、事業仕分けなのか」を聴いてきました。

~シリーズ『地方の自立をめざして』第二回~ 市民フォーラムに行って来ました。今回の基調講演は石井良一氏がなされ、その後、事業仕分けを実施している自治体の担当者をパネラーに迎えて「事業仕分けの実施自治体から学ぶ」というテーマでディスカッションがありました。事業仕分けでは、「公開」に大変な意義があると強く感じました。市民は選挙のときだけ若干の関心を持ち、市長を選び、議員を選ぶのですが、その後はお任せは良い市政運営がなされるとは限りません。また今、どのような事業が行われているかすら知らないのが現実です。「税金の無駄使いを無くそう」と言ってみても、何が無駄なのかすら分かりません。この事業仕分けでは、市の担当者が一つ一つの事業を仕分け委員(市民)に説明し、必要な事業、不必要な事業に区分けして、必要な事業は何処が(国、県、市、民間など)行うのが良いかを論議するのです。永年の慣行で続けられている事業が此処で不必要と判断されることもあるのです。これこそ「市民が主役のOO市づくり」の第一歩ではないでしょうか。財政支出5%カットと言うと、一律に全ての事業費を5%カットするやり方では良い運営は出来ない、0にする事業もあり、重点施策なら事業費の増えるものもあって、TOTALで5%カット実現すべきと理解しました。60事業の仕分け作業は、11月17~18日の二日間一般市民傍聴自由で行われます。一人でも多くの市民がその模様を傍聴されることを望みます。

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