2007年10月11日木曜日
改正教育基本法の狙いを知った。気がする!
「メディアが市民を敵にする」著者山口正紀に、教育基本法改正の意図が書かれていた。それによると、【「日の丸・君が代の法制化で、愛国心教育に反対する教師は教育現場から次々に排除され、文科省の配布する<心のノート>によって愛国心教育が現実のものとなり、これを法的に仕上げたのが改正教育基本法だ。これは有事法制を担う従順な兵士と労働力作り以外の何物でもない。」とし、格差社会を作り出す事で疲弊し、閉塞した社会への国民の不満・鬱屈・ストレスを流し込むべく、権力者達が翼賛知識人を動員してつくった受け皿が<居直りのナショナリズムだという。>疲弊した経済・社会を作り出した当の責任者達が、自分に向けられる怒りや非難を他者に振り向け、侵略に利用する巧妙・狡猾なシステム。】としている。この様にして、憲法改正に向けての下準備がなされていっているのである。一部ニートの人達が「一層のこと戦争でも起きて世の中がひっくり返って欲しい、そうしないと今の閉塞感からの脱却は出来ない。」と語っているが、それは正に為政者達の思惑通りに事が運んでいる証明だろう。最近読んだ本では、「アフガニスタンから世界を見る 著者春日孝之」と共に印象に残った本であった。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿