2007年10月23日火曜日

賞味期限や消費期限ってなんなんですか?

食品業界の偽装が後を絶たない。産地偽装、ブランド偽装、食肉の種別偽装、消費期限偽装、消費期限偽装等々枚挙に暇が無い。赤福の問題の国産品使用を謳い、中国産大豆を使用したり、添加物を加えて軟らかさを演出しても表示しない等許される行為ではないだろう。この様な原材料表示の不正はアレルギーの方々にとって命に係わる問題になることもあるのだ。又、比内鶏の比内地鶏でない鶏を偽っていたのは儲け主義そのもので消費者を欺く行為である。一方、多発している消費期限や賞味期限偽装はそれ程問題にすべきことなのだろうか?そもそも、それらの期限設定そのものが科学的根拠に基づいた客観的且つ不変的なものなのだろうか。それらを偽っていようとも、味がおかしいとか食中毒を起こした訳ではない。一般消費者からクレームがあったのでもなく内部告発で明るみに出たという。地球規模で考察するに、毎日幾多の人々が飢え死にしていると言うのだろう。食料自給率も低いこの日本で日々廃棄される食物の量は如何なるものか。無駄な廃棄を無くし、限られた資源を有効活用するためには問題の無い限り消費期限や賞味期限など考えず食する事が地球環境を守るためには有意義なことではないのか。今一度それら期限設定の抜本的見直しを行うべきではなかろうか。かといって、赤福が行っていた期限偽装が許されるというもので無い事は申し添えておく。

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