京都市が「トランジットモール」の実験を始めたという。車社会から人間社会への回帰といえるものである。建物の高さ制限強化や屋外看板やネオン広告規制強化等の景観条例に続く京都市のヒット策ではないだろうか。実験は、京都市の中心的繁華街の四条通の河原町、烏丸及びその近辺で行われ、今後も継続して効果を検証し三年以内の実現を目指すという。実験は片側二車線の車道をそれぞれ一車線づつを歩道とし、歩道の幅を二倍に広げて車道はバス、タクシーのみとしたマイカー規制が実施されるのである。当然その四条通りと交差する8本の通りも四条近辺は規制対象となるのである。永年続けられてきた車優先の街づくりを見直し、人が居てこその街であり、人間優先社会の実現をも目指す第一歩として評価したい。こう云った動きは全国各地で見られるようであるが、早急に幅広く行われるようになると良い。
トランジットモールとは:http://www.udit.co.jp/www67.html
0 件のコメント:
コメントを投稿