2007年10月20日土曜日

中村哲さんTV出演を見て!

今日の読売テレビ「ウェーク」にペシャワール会現地代表の中村哲さんが出演されていた。アフガニスタンでの医療活動や用水路建設などの取材報告がありました。コメンテーターとして出演していた森本敏拓殖大学大学院教授や塩川正十郎元財務大臣などと平和貢献について話されていた。中村哲さんは、日本の国益や国際貢献の為に活動するのでなく、現地アフガニスタン人の為を考えるべきと語られていた。全くその通りであると思う。タリバンやテロに関しても、専門家と言われるコメンテーター達の悪と決め付けた論は空々しく聞こえる。それに引き換え中村哲さんの話は国民の9割が農民というアフガニスタンの実状を伝えるものであり心に響くものをかんじた。タリバンも現地の国粋主義者であり、大半の農民達と心を通じるところがあるとの事。また、現地で永年活動していて所謂テロリストから危険を感じた事は無く、寧ろアメリカ軍から機銃攻撃を受け危険な目に合わされているとの事だ。そしてその攻撃で毎日毎日一般のアフガニスタンの人たちが殺されている事実を忘れては成らない。これこそテロではないのか!テロを軍事力で無くす事は決してありえない事とよく理解できる話であった。11月25日(日)京都ノートルダム女子大である「中村哲さん講演会2007」に都合で参加出来ないのが残念でならない。可能な限り多くの人に参加してもらいたいものである

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